blog

【敬意を込めて】ご自身の身体と真剣に向き合い続ける、あなたへ

sanpu

今年も残すところあとわずかとなりました。 寒さが厳しくなる中、変わらず当院へ足を運んでくださる皆様の姿を見るたび、施術家として身が引き締まる思いがいたします。

今日は、ふとした瞬間に私が感じている「ある想い」を、この場を借りてお伝えさせてください。

それは、「ご自身の身体を大切にされている皆様への、心からの敬意」です。

「痛くなってから」ではなく「未来のために」

世の中の多くの人は、痛みに耐えられなくなって初めて治療院のドアを叩きます。もちろん、痛みを解決することが私の最初の使命です。

しかし、当院に長く通われている皆様は違います。 痛みが落ち着いた後も、「今の良い状態を維持したい」「仕事を長く続けたい」「趣味を楽しみたい」という明確な意思を持って、貴重な時間とお金を使い、定期的なメンテナンスに通われています。

これほど忙しい現代社会において、自分自身の身体のために時間を確保し、ケアを継続することは、決して簡単なことではありません。 それを当たり前のように続けている皆様の「意識の高さ」と「身体への愛情」は、あなたの日々過ごす大切な時間を輝かせるものであると確信しております。

あなたの身体は、あなただけの「資産」です

私は常々、「健康は消費するものではなく、投資して守る資産だ」と考えています。

皆様が当院で過ごす時間は、単なるマッサージの時間ではありません。 歪みをリセットし、関節のサビを取り、数年後、数十年後の自分が笑顔で動けるようにするための「未来への投資」の時間です。

施術台の上で、前回よりも身体がスムーズに動く瞬間や、 「最近、調子がいいんですよ」という笑顔を見せていただく瞬間。 その時、私は「ああ、この方はご自身の資産を本当に大切に守られているな」と、深い感銘を受けます。 そして、その大切な身体の管理(マネジメント)を私に任せていただけていることに、大きな責任と誇りを感じています。

「回復」のその先へ、一緒に

私が開発した「ムーブメントチェア」も、実はそんな皆様の姿から生まれました。 「せっかく整えたこの身体を、次の施術までもっと良い状態を維持して欲しい」 「もっと自宅でもできることがあれば、もっと自由になれるはずだ」

そんな皆様への想いが、あの椅子の原点です。

皆様がご自身の身体を大切に思えば思うほど、私もその想いに応えたい。 「ここに来れば大丈夫」「この椅子があれば大丈夫」 そう思っていただけるよう、私も技術と知識を磨き続けます。

ご自身の身体を大切にすることは、ご自身の人生を大切にすることと同じです。 そんな素晴らしい皆様の人生の「伴走者」として、これからもてんしん堂整体院を頼りにしていただければ幸いです。

寒暖差の激しい季節です。どうぞご自愛ください。

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
三浦雅博/1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)にて、天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に「天津堂整体院」を開業(神奈川県伊勢原市)。2025年には、より地域の皆さまに親しみをもっていただけるよう「てんしん堂整体院」に改名。 院内での施術のほか、2005年2月には希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流(短期留学)を実施。2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数のべ約1400人)に携わる。2021年には椅子の特許を取得し、「椅子整体・ムーブメントチェア」を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、現在は認知活動に取り組んでいる。
記事URLをコピーしました