コラム

体型と重力の関係

体型と重力の関係
sanpu

常に私たちの身体は重力を受けています。

その重力の負担をできるだけ回避することは、健康を維持するためにはとても重要です。

身体への重力の影響は次の要素が考えられます。

①身長の高さ(身長)

②身体の重さ(体重の増加)

③筋力の強さ(筋力の低下)

④年齢(加齢)

これらの4要素が全て重なると、

身体の重力への影響がMAXになります。

重力の影響

要素①の身長が高いほど、重力の影響を受けやすくなります。もし、身長の高い方が、体重が重く、筋力が低下していると、不調を起こしやすくなります。これに加え、姿勢の悪さが加わると、身体を支える筋肉や骨への負担が更に強まります。

要素①は、身長が高いほど、筋力を鍛えることにより優れたパフォーマンスを発揮することができますが、特に、加齢などによる筋力の低下、運動量が低下することにより、身体への負担が増し、不調を起こしやすくなります。

また、要素①に限らず、体重、筋力の影響が強まる要因には、加齢により活動量の減少、骨密度の変化により、②〜④の影響が増大することで、重力の影響が強まることになります。

加齢による身体の衰えは避けられない宿命ともいえますが、これらのリスクを左右する重要な第5の要素があります。それは、「座位姿勢による身体の歪み」です。

座り方で姿勢は変わるか

座位姿勢による身体の歪みは、あらゆる生活の場面で身体の負担を増大させます。そのため、日頃から各関節の可動性や、筋肉の柔軟性を維持できるようケアすることで、要素①から④からなる身体への重力の負担に備えることができます。

NEWQOLは、これらの対策として、座位姿勢による身体の歪みを補正することで、身体への負担を減らし、不調を予防するムーブメントチェアとセルフケアをここでご紹介しています。

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
三浦雅博/1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)にて、天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に「天津堂整体院」を開業(神奈川県伊勢原市)。2025年には、より地域の皆さまに親しみをもっていただけるよう「てんしん堂整体院」に改名。 院内での施術のほか、2005年2月には希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流(短期留学)を実施。2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数のべ約1400人)に携わる。2021年には椅子の特許を取得し、「椅子整体・ムーブメントチェア」を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、現在は認知活動に取り組んでいる。
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