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季節の変わり目にこそ必要なセルフケア

sanpu

10月に入り、朝晩は少しずつ涼しさを感じる日が増えてきました。とはいえ、日中はまだ30度近い気温になる日もあり、身体は暑さと涼しさの揺らぎの中でバランスを取ろうとしています。

こうした季節の変わり目は、自律神経の乱れや血流の滞りが起こりやすく、肩こりや腰痛といった不調が強まるきっかけにもなります。そして、この時期の体調管理の工夫が、これから訪れる寒い季節を快適に過ごせるかどうかに大きく影響します。

私は整体師として長年、多くのお客様の身体の不調と向き合ってきました。その経験から確信しているのは、「寒さが本格化する前に身体を整えておくことが何より大切」だということです。

特に、現代の生活では長時間座り続けることが多く、「座位姿勢による歪み」が体調を崩す大きな要因となっています。血流の停滞や筋肉のこわばりは、冷えや痛みを招き、冬の不調をさらに悪化させてしまいます。

「座りながら身体を動かし、歪みを整える」という発想を形にしたムーブメントチェアは、従来の静的な座り方から解放し、日常の中に自然な運動を取り入れることを可能にしました。

私自身、手術後の回復期にムーブメントチェアを使い、退院から1か月で施術業務に復帰できたという実体験があります。
体を動かすことが制限されるときでさえ、動的な座位姿勢が回復を助け、体調を底支えしてくれることを身をもって感じました。

これから寒さに向かう時期、体調の準備は「寒くなってから」では遅いかもしれません。
まだ気温の高い今だからこそ、日常に無理なく取り入れられるセルフケア習慣を始めてみませんか?

ムーブメントチェアは、その第一歩として最適なツールです。
季節の移ろいに左右されない、しなやかで強い身体づくりを、ぜひ一緒に実践していきましょう。

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
三浦雅博/1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)にて、天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に「天津堂整体院」を開業(神奈川県伊勢原市)。2025年には、より地域の皆さまに親しみをもっていただけるよう「てんしん堂整体院」に改名。 院内での施術のほか、2005年2月には希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流(短期留学)を実施。2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数のべ約1400人)に携わる。2021年には椅子の特許を取得し、「椅子整体・ムーブメントチェア」を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、現在は認知活動に取り組んでいる。
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