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椅子の「目的」を考えたことはありますか?

sanpu

私たちが普段何気なく使っている椅子。
実は、それぞれに「目的」があることをご存じでしょうか?

ある椅子は、長時間座っても疲れにくいように「座り心地の良さ」を追求して作られています。
またある椅子は、背筋を伸ばして「姿勢を正す」ことを目的としています。

どちらも、その目的に沿って作られており、素晴らしい椅子だと思います。

これまで存在しなかった目的

ところが、これまでの椅子にはなかった「目的」があります。
それは “長時間の座位姿勢によって生じる身体の歪みを整える” という目的です。

私が開発した ムーブメントチェア は、この目的を掲げて生まれました。

ムーブメントチェアの特別な役割

ただし、この目的はとても高い理想でもあります。
座るだけで自然に整うわけではなく、使う人の意識や習慣によって、効果に差が出てしまうこともあるのです。

だからこそ、ムーブメントチェアには「椅子そのもの」だけでなく、

  • 習慣化をサポートする工夫
  • 自分に合ったセルフケアの構築
  • 学ぶ場やコミュニティ

これらが欠かせないと考えています。

椅子は“ただ座るため”ではない

ムーブメントチェアは、単に座るための椅子ではありません。
自分の身体と向き合い、日々の座る時間を“身体を整える時間”に変えるための椅子 です。

まだ新しい挑戦ではありますが、この椅子が「座る」という日常の行為に新しい意味を与えられると信じています。

👉 あなたは、毎日の「座る時間」をどのように過ごしていますか?

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
三浦雅博/1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)にて、天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に「天津堂整体院」を開業(神奈川県伊勢原市)。2025年には、より地域の皆さまに親しみをもっていただけるよう「てんしん堂整体院」に改名。 院内での施術のほか、2005年2月には希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流(短期留学)を実施。2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数のべ約1400人)に携わる。2021年には椅子の特許を取得し、「椅子整体・ムーブメントチェア」を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、現在は認知活動に取り組んでいる。
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