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歪みにくい身体構築へ

sanpu

その場しのぎではなく、土台から変える

私たちの身体は、日々の姿勢や動作の積み重ねで形づくられています。
「最近、なんだか姿勢が悪くなった気がする」
「整体に行ってもすぐ戻ってしまう」
そう感じたことはありませんか?

このような悩みの背景には、“歪みやすい身体”の状態が潜んでいます。
いくら一時的に整えても、歪みやすい体のままでは、またすぐに不調が戻ってしまう。
だからこそ大切なのは、「歪みにくい身体を構築する」ことです。

なぜ身体は歪むのか?

身体の歪みの多くは、習慣によって起こります。
たとえば、長時間の座り仕事、片側での荷物の持ち運び、寝るときの姿勢など、日々の何気ないクセが筋肉や関節のバランスを崩していきます。

また、加齢に伴う柔軟性の低下や筋力の偏りも、身体のゆがみを助長する原因に。

つまり「歪み」は、突発的なものではなく、“生活そのものの反映”とも言えるのです。

その場しのぎでは意味がない

整体やマッサージで歪みを整えるのは有効ですが、それだけでは「構造」が変わったとは言えません。
本当に必要なのは、整えた身体を維持できる「筋力・柔軟性・正しい使い方」を日常に取り戻すこと。

つまり、セルフケアや動作の見直しを通じて「歪みにくい身体」を“自分自身の力”でつくっていく必要があるのです。

歪みにくい身体=回復しやすい身体

歪みにくい身体は、同時に「疲れにくく、痛みにくく、回復しやすい身体」でもあります。
なぜなら、体のバランスが整っていれば、一部に過剰な負担がかかることがなく、全身の連動がスムーズになるからです。

逆に、歪んだ身体では「どこかが頑張りすぎている」状態が続き、慢性痛やだるさ、不調の温床となってしまいます。

どうすれば歪みにくい身体を手に入れられるのか?

まずは、自分の身体の「癖」に気づくことが第一歩です。
そして、正しい動き方や座り方、呼吸の仕方を知り、日常に取り入れていくこと。

姿勢をただ正すだけでなく、“自然に整った状態が保たれる”ことがゴールです。

当院では、施術だけでなく、こうした「歪みにくい身体づくり」のためのセルフケアサポートも行っています。
特に、座る時間が長い方、デスクワーク中心の生活の方には、座る姿勢からアプローチする新しい方法もご提案しています。

歪みにくい身体へ

身体の歪みは、日常に潜む“ほんの小さなクセ”から始まります。
だからこそ、それを修正し、「歪みにくい身体」へと育てていくプロセスが重要です。

あなたの身体は、今後5年後、10年後も、快適に動いてくれるでしょうか?
その未来をつくるのは、いまの選択です。

もし、今の身体に不安や違和感を感じているなら、
「本質的なケア」を、一緒にはじめてみませんか?

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
三浦雅博/1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)にて、天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に「天津堂整体院」を開業(神奈川県伊勢原市)。2025年には、より地域の皆さまに親しみをもっていただけるよう「てんしん堂整体院」に改名。 院内での施術のほか、2005年2月には希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流(短期留学)を実施。2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数のべ約1400人)に携わる。2021年には椅子の特許を取得し、「椅子整体・ムーブメントチェア」を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、現在は認知活動に取り組んでいる。
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