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不調の原因とは?

sanpu

―座りっぱなしがつくる「ゆがみの連鎖」―

現代人の多くが抱える肩こり・腰痛・疲労感。
「原因がよくわからないけど、なんとなく不調が続いている…」
そんな経験はありませんか?

その“なんとなくの不調”、もしかすると、長時間の座り姿勢が引き金かもしれません。

❗座りっぱなしが生む「身体のゆがみ」

私たちの体は、本来、動くことで自然と整う仕組みになっています。
しかし、デスクワーク・スマホ・車移動など、座った姿勢が日常の大半を占める現代では、体が動かない=整わない状態が続いてしまいます。

特に座っていると、股関節や腰回りが屈曲したままの姿勢になります。
この状態が長時間続くと、以下のような悪循環が始まります。

🔁 ゆがみの悪循環とは?

  1. 筋肉が短縮・硬化する
     → 座ったままの姿勢で使われない筋肉は、徐々に「伸びにくく」なります。
  2. 関節の動きが制限される
     → 筋肉が縮んだままだと、関節の可動域も狭くなります。
  3. 無理に動かすと、筋肉に負担がかかる
     → 伸びにくくなった筋肉を動かそうとすると、今度は他の筋肉が過剰に働き、緊張や痛みを引き起こします。
  4. 不調が蓄積する
     → 肩こり・腰痛・だるさ・集中力の低下など、日常に支障が出てくるように。

💡 不調の根本を見直すには?

一時的な対症療法(マッサージや湿布など)では、根本の「ゆがみの原因」には届きません。
必要なのは、身体を動かしやすく保つ環境と習慣です。

NEWQOLでは、次のようなアプローチを提案しています:

  • ムーブメントチェアの活用
     → 座りながら「動かす」椅子で、体を固めない
  • セルフケアと定期施術の組み合わせ
     → 硬くなった筋肉のリリース+動かせる状態をキープ
  • 習慣の見直し
     → 「長時間同じ姿勢を取らない」だけでも大きな変化に

✅ まとめ

不調の原因は、「何か悪いことをしたから」ではなく、
同じ姿勢を続けていることが“普通”になってしまったからかもしれません。

だからこそ、「整えること」も特別ではなく、日々の中に取り入れることが大切。
まずは自分の姿勢や習慣を少し見直すことから、
“なんとなくの不調”を、少しずつ手放していきましょう。

>歪む原因についての解説はこちらです。

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
 1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に、整体院(天津堂整体院)を開業(神奈川県伊勢原市)。また、院内での施術のほか、希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流を推進(中国短期留学)、2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数延べ約1400人)に携わる。2021年NEWQOLの商標登録、椅子の特許取得し、椅子による猫背矯正(椅子整体・ムーブメントチェア)を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、認知活動に着手。
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