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「飲むだけ」で健康は達成できるのか? サプリメントの効果を最大化する土台

sanpu

サプリメントが溢れる時代

現代社会において、サプリメント(栄養補助食品)は最も身近な健康ツールの一つです。「忙しいから、飲むだけで済ませたい」「手軽に栄養を補給したい」と、多くの方がサプリに頼っています。

しかし、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。本当にサプリメントを「飲むだけ」で、私たちが目指す真の健康は達成できるのでしょうか?

結論から言えば、サプリメントは「魔法の薬」ではありません。 健康を増進する強力な「サポート役」ではありますが、その効果を最大限に引き出すためには、土台となる「日々の習慣」が欠かせません。

1. サプリメントの役割と限界

役割:不足を補う「補給部隊」

サプリメントの最大の役割は、現代の食事では不足しがちな特定の栄養素を効率よく補給することです。特定のビタミンやミネラル、プロテインなどは、健康の維持・増進に欠かせません。

限界:吸収と利用には「土台」が必要

どんなに高品質なサプリメントでも、あなたの身体が適切に利用できなければ意味がありません。

  • 吸収の限界: 身体が歪み、内臓の働きや血流が滞っていると、栄養素はうまく消化・吸収されません。高価なサプリが「飲んだそのまま」排出されている可能性もあります。
  • 利用の限界: 疲労やストレスで自律神経が乱れていると、せっかく吸収された栄養素が、細胞の修復やエネルギー生産ではなく、「歪みをカバーするための緊急対応」に回されてしまいます。

つまり、サプリメントは「歪みの少ない、整った身体」に入ってこそ、その真価を発揮できると考えています。

2. 健康の鍵は「姿勢」と「習慣」にある

では、サプリメントの効果を最大化するために必要な「土台」とは何でしょうか? それは、特別な運動でも、高価な食品でもなく、毎日の「姿勢」と「習慣」です。

長時間の座位姿勢は、血流を妨げ、内臓の働きを鈍らせ、全身の歪みを引き起こします。この「座位による歪みの悪循環」が、サプリメントの吸収効率を下げ、不調を慢性化させる最大の原因です。

私たちが提唱する「セルフケアの土台作り」とは、まさにこの**「歪みを生まない日常」**を構築することです。

❌ 間違ったアプローチ

「長時間座って身体が歪む」 → 「歪んだ身体にサプリを投入」 → 効果が半減・リセット

⭕ 正しいアプローチ

「姿勢と習慣を整えて歪みを予防する」 → 「整った身体にサプリを投入」 → 効果が最大化・定着

3. 【ムーブメント・ラボの提案】「座る時間」をセルフケアに変える

私たちは、お客様の健康習慣の土台作りとして、「座る時間そのものをケアの時間に変える」新しいセルフケアを提案しています。

従来のセルフケアが「ONの時間とは別にOFFの時間を確保する」活動であるのに対し、ムーブメントチェアを活用したセルフケアは、生活の根底にある「座る」時間から身体に働きかけることを可能にします。

自宅でムーブメントチェアを利用することは、毎日、高頻度で身体の歪みを補正する活動です。

これが、あなたが飲んでいるサプリメントの栄養素を、最も効率よく、細胞の隅々まで行き渡らせるための最強の土台となります。

まとめ:土台なくして健康は語れない

サプリメントは、あなたの健康をサポートする素晴らしい道具です。しかし、その効果を最大限に引き出し、本当に自立した健康を手に入れるためには、「飲むだけ」の受動的なアプローチから、「習慣を変える」能動的なアプローチへ切り替える必要があります。

ムーブメント・ラボでは、専門家による施術とムーブメントチェアによる自宅セルフケアを統合し、あなたの「姿勢・習慣・不調」の悪循環を根本から断ち切るサポートをしています。

サプリメントの力を信じるなら、まずはあなたの身体を整えることから始めてみませんか?

About Me
三浦雅博
三浦雅博
整体師/椅子整体
三浦雅博/1998年より2年間、整体療術を学び整形外科にて勤務。その後2年間の中国留学(天津医科大学・天津中医学院)にて、天津医科大学総医院で臨床経験を積み帰国。2002年10月に「天津堂整体院」を開業(神奈川県伊勢原市)。2025年には、より地域の皆さまに親しみをもっていただけるよう「てんしん堂整体院」に改名。 院内での施術のほか、2005年2月には希望者を対象とした中国天津医科大学との学術交流(短期留学)を実施。2005年より11年間、高齢者向けの介護予防教室(秦野市)の講師として計116回(参加人数のべ約1400人)に携わる。2021年には椅子の特許を取得し、「椅子整体・ムーブメントチェア」を考案、設計、試作、コンテンツ作成を進め、現在は認知活動に取り組んでいる。
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